アメリカPhD留学に至る過程において考えたことなどをお伝えできたらと思います。今後学位留学をめざす方の参考に少しでもなれば。
Part1はこちらです。
研究が好きなんて言うとなんか変人っぽいですが、就活とかしながら将来のこと考えると、研究か起業くらいしか自分の興味と、原理原則に基づいてできるものってないんじゃないかなあなんて思ったりして。
みんなと違うことをしたいというあまのじゃく的な性質と研究を実際にやっていく中での経験から
将来について改めて考えるように、、、
研究って思ってたより楽しい!?
研究室でしごかれつつもなんとか卒論を提出。そのまま同じ大学の修士課程に進学するという、通常理系コース(?)へ再合流。
実際、この頃はまた大学入学時のように就職するものだと思っていましたし、実際に修士二年のときには就活もしてました。
しかし、研究をやればやるほど、(就活をすればするほど笑)基本原理に基づいて物事を考える楽しさと自由を持つ研究活動が魅力的に思え、研究に存分に取り組める道があるのであれば、やれるところまでやってみようという思いが芽生えてきます。
つまり自分が意外と研究をするのが好きだということに気づきます。
こういうこと言ってるとやっぱちょっと変な奴だなーと思うでしょうね笑
ぼくもそういう目で博士課程のことを見てましたもん、、、
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海外の研究者との接点
修士に入ってからは海外の共同研究者と一緒にプロジェクトを進めさせていただく機会をいただきます。
ここで驚いたのが彼らの仕事ぶり。ある先生が研究室に数日間滞在した際にはその人の時間の使い方のうまさ、研究に対する熱心さ。それでいてとてもフレンドリーでエネルギーに満ち溢れている人柄。
時間の使い方うめーってなりました。
こっちはみんな研究室でひーひー言ってるのになんで全くあの人にかなわないのだろうかと笑
国際学会に行った際には海外の研究者が時間も場所もかまわず熱く議論をしているのも大きな衝撃を受けます。それまでぼくの中にあった一人で黙々と実験をするような研究者とは全く違うものでした。(もちろんそういう部分もあるのでしょうが)
英語早すぎだし、話入っていけねーし、めっちゃ声でけえ、、、なんだよこいつらって感じですね。ありきたりの感想です。
しかし、現代の科学界はコラボレーションはもちろん、日々のディスカッションから次テーマや研究の方向を見出すのが当たり前。
研究室やその人の性格にもよるとはいえ、やはり日本にはまだ先生と生徒という関係、受け身な姿勢の研究者が比較的多いかなーって思います。ぼくにも先生に甘えてる部分がありました。
そして博士学生の数自体が少ない日本では、博士号を取ろうという気持ちで研究に打ち込む同期とも議論を交わすことも難しいかも、、、
一方、世界から優秀な学生が集まり、基本的には研究はPhDの学生が行う欧米の大学では高い志を持った研究者の卵と切磋琢磨しながら研究をすることになります。
こういう経験を通して自分が成長できるのはどのような環境何だろうと本気で考え始めるようになって、進学するのであれば海外もありかなと思うようになります。
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留学するという将来について
学位留学するということは研究を第一にやっていくということ。実際に研究室に入ってから研究をするようになって、学部のころとは違う思いで自分の将来について考えるようになりました。
おせーよって感じですね。皆さんはちゃんと考えておきましょう笑
高校のときなんかまさか博士課程まで行くなんて思ってもませんでしたよ。
長くなってきてしまったのでもう一個分けますね、ごめんなさい。
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