学位留学に関してよくある質問についてぼくなりに考えてみました。
今回も個人的な感覚なのでご参考程度に。
もし何かほかにもあれば教えてくださーい。
何校出願したらいいですか?
確率を上げるためにはできるだけたくさん、でも適当に出すなら出さない方がまし。
当たり前ですが、出す手続きだけでも大変ですし、受かっても行かないと思うのなら出す意味はありません。
推薦状もそれだけお願いしなければならないことを考えると5-10校くらいが無難かと。
ただ一つ頭に置いていてほしいのは、結局入ってみないと実際の雰囲気はわからないということ。
今やっている研究が続けられないからとか、行きたい研究室がそんなに見つからないという質問もよく聞きます。
でも、これまで研究室、大学、部活、サークルに入る前と入った後の印象が完全に一致していたことのほうが少ないですよね?(ぼくだけ?笑)
それなりの大学であれば(世界大学ランキング30-40位以内くらい)いい研究室はいくらでもあります。
迷うくらいならApplyする、受かってCampus Visiting(合格者はキャンパスに招待される)に行ってから決めるくらいの感じで出すのを僕はおすすめします。
先生へのコンタクトは必要ですか?
留学準備のほうでも言ったかもしれませんが、あるに越したことはありません。なくても可能性はあります。
今の大学の先生とはコンタクトとれていませんでしたし、直接会って推薦メールをいただいた先生のところは落ちました泣。もしいい感じで話が進むようなら確実にその教授が受け入れるという言質をもらうくらいの意気込みで。
本当にあなたを取りたいと思えば奨学金にApplyするときに推薦状を書いてくれたりもするでしょうし、その奨学金が取れればまた可能性が広がります。
有名な先生は毎日何百通というメールを受け取ります。どうせ目につかなければ無視されるだけのメールです。
ビビらずどんどん送っちゃいましょう。
鉄のメンタルを得るためのいい機会だと思って。
基本的にメールは10通送って1-2通返ってくる程度という印象。
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分野を変えるのはあり?
ありだけど大変(あたりまえ笑)
日本での学部、修士は機械工学科、現在は材料工学科です。
新しい視点から学べるのは新鮮だし楽しい。特に僕の場合アプローチが全然違うのでとても面白いです。
しかし、いくらアメリカの授業がしっかりしている(と言われている)からといって、ゼロからやるわけではないですし、それなりにハイレベルなことをある程度の基礎知識を前提として扱います。
多くの先輩方もおっしゃっているように山のような課題と厳しいテストを生き残るのはただでさえ大変なので、分野の変更はそれなりのリスクと、一段の厳しさを伴います。
もう一回似たようなことを復習するのはつまらないと思うなら変えるのもあり。
同じような授業は取りたくない、勉強は教科書読めば十分、という悟りを開いている方はさっさと授業を終わらせて、研究しましょう。
学部生なんですけど、修士なんですけど
どっちでも!自分が本当に行きたいと思ったときに。
自分は修士を終えてから来ましたが、その部分に後悔はありません。
ただこっちに来てから思うのは準備ができていれば、学部卒で来てもよかったなということ。
受験の際には学部卒、修士卒で求められることも異なりますし、どっちが有利というのも一概には言えません。
修士の人が遠回りしたからといってあきらめる必要もないですし、こっちに来れば年齢なんて関係ないです。
時間がないとか忙しいとかいう理由であきらめるのであれば、頑張って学部のときに出願までこぎつけるのがいいと思います。
失敗したとしても、もう2回(修士一年、二年)チャンスがあるということと、出願までのプロセスを経験すること自体が自分の成長にもつながると思います。
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最後に
個々のやりたいこととか分野によっても違うと思いますが、個人的にはごちゃごちゃ言ってないで動く!のが一番かなと笑
やってみないとわからないこともたくさんありますので、こういう相談を受けた時は背中を押すようにしてます。
他にも何かあれば教えてください!
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