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シカゴ留学日記

大谷翔平選手の移籍先について考えてみる。シカゴに来てほしい![MLB情報]

メジャーでも二刀流、夢がありますね。

 

大谷くんが満足する球団選びをしてほしいと思ってはいるものの、やっぱりシカゴに来てほしいという思いは抑えられません!でもたぶん無理かなぁ、、、

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シカゴに来た日本人メジャーリーガー

大谷君の話の前にシカゴに来た日本人メジャーリーガーについて紹介させてもらいたいと思います。

 

シカゴにはダウンタウンの南にホワイトソックス、北にカブスという二球団があります。ホワイトソックスは2005年に、カブスは2016年にワールドシリーズを制覇しています。

 

この二球団に2000年以降入団した日本人プレーヤーは以下の通りです。

 

ホワイトソックス:高津(2004、2005)、井口(2005-2007)、野茂(2006)、大家(2006、2008)、福留(2012)

カブス:高津(2008)、福留(2008-2012)、田口(2009)、高橋尚(2013)、藤川(2013、2014)、和田(2014、2015)、川崎(2016)、上原(2017)

 

あらためて数えてみたらかなり多いです。カブスにいたっては2008年以降、毎年日本人がプレーしてます。

 

来シーズンから千葉ロッテの監督に就任することになった井口選手はちょうどホワイトソックスワールドシリーズでチャンピオンになった時に活躍していました。運がいい!

最後はケガで離脱してしまいましたが、カブスでは今シーズン、上原投手が貴重なセットアッパーとして活躍していました。

 

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たぶん上原投手

大谷選手の移籍について

移籍方法

大谷君は5年目の23歳、まだFAの権利を取れる段階にないためポスティングシステムによる移籍となります。

譲渡金22億円を日本での所属球団(日ハム)に払ったチームと契約交渉が可能となります。

 

ここで問題となるのが昨年メジャーリーグが決定した若い選手(25歳以下)に関する規定。25歳以下の外国人選手の契約金の総額が575万ドル(6億ちょっと)以下ではないといけないというものです。

 

つまり、すでにたくさん若い外国人選手を獲得している球団はもう大谷君獲得に使えるお金がないということになってしまいます。

 

この決まりの中で現在もっとも余裕のある球団ですら4億円、12球団は3400万円程度しか(しかではないですが、、、)使えません。マー君7年総額160憶、ダルビッシュ646憶で渡米したのと比べるとかなり金銭面では抑えられてしまうのです。

 

一方いい面もあります。

金額の天井が明らかな分、金持ち球団が年棒を積んで獲得するということができないのです。お金で差をつけられなくなったことによって、大谷君が重視するポイントを交渉材料として使ってくれる可能性が高まるわけです

 

大谷君の要望

これまで報道されているところによると大谷君が重視している項目として挙げられているのは

 

自分が成長できる環境

二刀流ができる可能性

 

これを踏まえたうえで、シカゴに来てくれる可能性を少し見ていきたいと思います。

ぼくとしてはどっちの球団であろうとシカゴに来てくれれば万々歳なわけです。

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カブスの可能性

正直可能性はかなり低いのではないかと思います。

契約に使える金額は3400万のみ。昨年の優勝チームだけあって若くて力のある選手がそろっていること、未来を見据えた編成よりも来年の優勝という目に見える結果を求める可能性が高いためです。

 

しかし、投手陣の柱であるアリエッタ、ラッキーという柱になっていた右腕がFAで移籍する可能性が高く、ピッチャー重視で狙っているかも。昨年ワールドシリーズに導いた名将マドン監督が栗山監督に負けず劣らずの大胆な起用法を提案できる可能性があることは有利に働くかもしれません。

 

戦力が整っていることからどっちかというとピッチャー(先発)を主体にというスタイルになるでしょうか。ナ・リーグはDHはないですがもし中四日で登板時に打席に立てるのであればそれなりの打数はもらえるかも?個人的にはまず登板時の打撃で打力を証明していくっていうのもありかと思ってます。

 

球団社長はラジオ出演時にリノベーションした最新設備をアピールしたとか。うーん、そこじゃないんじゃないかなあ社長、、、

これらの動きがカモフラージュで、裏では本気で動いていると考えたい、、、

 

ホワイトソックスならどうか。

井口選手の活躍もあって日本人には好印象のはず。

井口選手がいた時に優勝して以来、ここ最近はあまり調子もよくないし、先を見据えて大事に育ててくれるかもしれません。

 

そして、チームは主力の移籍により、投手陣が崩壊状態。チーム最多でもホランド7勝、ミナヤの9セーブとピッチャーの補強が急務

 

ですがこちらも獲得に使えるお金は3400万円。

今年のシーズン中に大谷と並び有望視されていた19歳のキューバ人、ルイスロベルトを獲得するなどチームの若返り、再建を図ってはいるが、大谷をあきらめてこの大型契約を結んだとの見方も。

 

ア・リーグホワイトソックスではピッチャー(先発、抑え)とDHの二刀流で大車輪の活躍もあるかもしれません。チームが大谷君を本気でスターにするプランが存在してもおかしくないとは思うのですが、、、チームとともに成長し、這い上がっていくという意味ではホワイトソックスのほうが大谷君の要望に沿えるかも?

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やはり可能性は少ないのか!?

表に出ている情報だとほかのチームのほうが積極的に動いているようなので、シカゴに来る可能性は少ないと言わざるを得ませんね、、、

しかし、日ハム入団時もそうだったように本当の交渉は水面下で行われているわけです。

 

ホワイトソックスは夏の移籍市場で開幕投手のキンタナのトレードをメディアに知られることなくを成功させました。今回も相当な情報管理と駆け引きが行われているはずなので、カブスホワイトソックスの発表がその駆け引きの一部だと信じるしかありません。

 

25歳以下ルールを逆手にとって、使えるお金が少ないカブスホワイトソックスでも二刀流の容認、登板間隔中6日の特別扱いなど大きな提案ができれば逆転の可能性があるかと思います。

 

地元のニュースでも取り上げられるほどアメリカでも注目度の高い大谷君の移籍先。シカゴで活躍する大谷君の姿を見てみたいですが、もしシカゴのチームに来られなくても交流戦、アウェーの試合としてシカゴでプレーする機会があれば必ず応援に行こうと思います。

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