シカゴ交響楽団の本拠地シンフォニーセンターで行われたNew Year's Concertに行ってきました。
あまり期待していなかったのですが、本場ウィーンのニューイヤーコンサートに負けない楽しく華やかで、年を締めるのにふさわしいコンサートでした!ほかの北米の都市でも開催されているらしいので、年末年始にアメリカにいる方はぜひ!
ニューイヤーズ・コンサート
Salute to Viennaと銘打たれたNew Year's ConcertがLAやNYなど北米約20か所で行われています。会場によって日時、演目が異なりますがおそらく中身はどれも似てると思われます。もともとウィーンのニューイヤーコンサートに興味を持っていたこともあり、今回はシカゴで行われたコンサートに行ってきました。
シカゴでは12/30、New Year's Eve Eveの開催でしたが会場につくとなかなかの人出。オケはシカゴ交響楽団ではなくStraus Symphony of America、、、正直ちょっと胡散臭い名前(ごめんなさい)だし、こじんまりとしたコンサートかと疑っていたのですが会場はほぼ満席でしたので人気のようです。
料金は通常のCSOのコンサートと同じか少し安いくらい。学生割は使えませんが、40ドル程度でしたのでGalleyの前のほうの席を取りました
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曲目
プログラムはこちら
会場ごとに曲目は異なるみたいなので、こちらはシカゴ会場のプログラムになります。
昨年本場ウィーンのニューイヤーコンサートにフランツ・レハールの楽曲が初登場した影響か二部はほとんどレハールの曲。
二部はアンコールがあることを想定してか、演目上では約40分弱しかありませんでした。もうちょっと、ボリュームがあってもよかったかなと思いましたが飽きるよりは少し足りないくらいがちょうどいいかな。
個人的には二曲目のKlänge der Heimat、と最後のほうのVom Donaustrande Polkaが好みでした。
見どころ
ダンス
またウィーンのニューイヤーコンサートと比較になってしまいますが、こちらもバレエやボールルームダンス(社交ダンス)のパフォーマンスを舞台上で行っています。
ダンサーさんは真っ赤なドレスだったり、きらきらの装飾が付いた衣装で華やかに。一つ一つが最高級ではないのかもしれないけど生音に生演技、年末をみんなで楽しむには十分すぎる内容でした。男性のバレエダンサーさんの一人が早取り過ぎてるのが少し気になったけど、、、
客席側に張り出した黒い部分がダンス用。
ニューイヤーコンサートの定番
行く前はただのコンサートかと思っていましたが、曲間には指揮者が曲に関する小話を少し笑いを織り交ぜて紹介したり、かなりリラックスした雰囲気でニューイヤーコンサートらしさが前面に出されていました。
そして、個人的にうれしかったのはアンコールがニューイヤーコンサート定番の美しく青きドナウ、そして、最後は手拍子をしながらラデツキー行進曲!あの手拍子の強弱をやるのがちょっとあこがれだったので嬉しかった笑
いい意味でも悪い意味でもウィーンフィルのコンサートをベースにしている印象でした。
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2019年も行ってきました
2017年に続き2019年も行ってきました。
こうもり序曲で始まり、雷鳴と電光で終わるなどヨハンシュトラウスIIの曲が多く、プログラムとしては今回のほうが好きでした!でも、運悪く先週聞いたホーネックとCSOの演奏と直接比べてしまったので演奏自体は、、、笑
でも指揮者の方は一曲一曲ジョークを言っていたり、ダンサーと掛け合いをしたり、非常に明るく、面白い雰囲気で楽しめました。
ポスターは例年通り。
バレエ、ボールルームダンサー二ペアずつとソプラノ、テナーの歌手さん。みなさん華やかな衣装です。
まとめ
世界最高とは言えないのかもしれませんが、高いレベルの演奏とダンスを生で味わえるし、年末の雰囲気を十分に楽しめるいいコンサートでした。今後ぼくのなかで毎年恒例の行事にしていきたいと思います。
なかなかウィーンまで行くのは難しいと思いますので、アメリカでニューイヤーコンサートを楽しむのもありかと思います。シカゴ以外の都市でも開催されていますので、皆さんも機会があればぜひ!
チケットはSalute to Viennaのページかシカゴ交響楽団のWebページからほかのコンサートと同様に購入できます。
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