PhD課程に合格した学生は、3月から4月頭にかけて行われるVisiting Weekend(学校見学)に参加することができます。なんとホテルも飛行機も学校がサポートしてくれます!日本からの旅費は全額は出ないかもしれませんが多少の負担はしてくれると思うので、ぜひ参加して学校の雰囲気を確かめましょう。
Visiting Weekend
Visiting WeekendとはPhD課程に合格した学生に向けて、3-4月に企画される学校見学のことです。
大体3-4日かけて、学校や設備の紹介、教授との面談したり、夜は学生とバーに飲みに行くといった催しが詰め込まれています。
オフィシャルな紹介だけではなく学生を通して学校の雰囲気が伝わってくるとても貴重な機会です。もし進学する可能性がある学校なのであればぜひ参加してみてください。
サポートしてもらえる
とはいえわざわざ学校を見にアメリカまで行くっていうのも、高いですよね、、、でも心配する必要はありません。Visiting Weekendにくる学生に対しては学校がホテルも準備してくれますし、航空券の補助もあります!さすがアメリカ。
基本はアメリカ国内の学生に向けた補助なので日本からの航空券を全額カバーしてもらうのは難しいかもしれませんが、300-500ドル程度は出してもらえると思います。もし複数合格して、いくつか見てみたい学校があるのであれば、日程を調整して一緒に回ることでさらに経費は削減できると思います。
Visiting Weekendが行われるのが3月4月ということで、卒業式がある方もいるだろうし、いろいろ忙しい時期かもしれませんが、直接足を運べるいい機会なので参加してみることをおすすめします。
参加している学生
Visiting Weekendに来る学生はその学校に合格したProspective Studentと呼ばれ、入学したらクラスメイトになる可能性がある学生たちです。学校によって生徒の雰囲気も違ったりするので彼らと直接話せるのも学校を選ぶ大事な要素になります。
先週スタンフォードで会ったねーとかまた一緒だねーとか話している学生もいて、ちょっとイラっとしたりもしました笑
彼らはこの期間、アメリカ中をお客様待遇かつ無料で飛び回っているのです。うらやましい。
留学生の参加者はアメリカ人に比べると少ないので、連絡がこないこともあるのかもしれません。そういうときは学科のオフィスにVisiting Weekendとかないの?って聞いてみてもいいと思います。
ぼくはある学校の設定した日程には参加できなかったので、別に予定を設定してもらうようにお願いして一人でいろいろ見学させてもらいました。こっちでは自分に権利があるのに主張しない、交渉しないというのは評価されないし、場合によっては損をします。押すだけ押してみてダメならそこで納得すればいいだけのことなのでとりあえず交渉してみましょう。
行ってみて感じたこと
ぼくがVisiting Weekendに参加したときはまだ全然英語もしゃべれなくて、アメリカの学生の勢いに圧倒されっぱなしでしたが、その雰囲気を入学前に感じことができて良かったと思います。やたら声でかいし、人の話最後まで聞かないし(笑)本格的に渡米してから味わったのでは対応できなかったと思うので、、、
ぼくが実際、学校を決めたきっかけになったのはVisiting Weekend。次の学校を訪問する前に、一日予定が空いてしまい、泊まるところを確保しなければいけなくなりました。その話を当時の学生(先輩)にすると”うち泊まっていいよ”と言ってくれて、一日リビングに泊めてもらいました。さらに翌日には湖沿いをその先輩の友達と一緒にサイクリングに行ったりして、彼らと話しながら、ミシガン湖のきれいな風景も見られて、ここでやっていくのもいいなと思ったのが最終的な決め手だったのかもしれません。
まとめ
せっかく安くアメリカ旅行できるのでぜひ参加しましょう。自分の目で見ないとわからないことはたくさんあると思いますし、ぼくのようにこの経験が学校を決めるきっかけになるかもしれません。逆に自分の目で見ずに5年間過ごす土地、環境を決めるのはかなりリスクが高いと思います!
↓応援よろしくお願いします!
スポンサーリンク