オレゴン州ユージーンのクラフトビールと言えばIPA天国のイメージがありますが、実はその裏で静かに“ワイルドエールと樽熟成の世界”を切り拓いてきたブルワリーがあります。
それが Alesong Brewing & Blending(エールソング・ブリューイング&ブレンディング) です。
- ■ Alesong はどんなブルワリー?
- ■ タップルームの雰囲気
- ■ おすすめのビール紹介
- ● Barrel-Aged Sour(各種サワーシリーズ)
- ● Maestro(Barrel-Aged Imperial Blonde Ale)
- ● Raspberry Parliament(Barrel-aged Sour with Raspberries)
- ● Touch of Brett(Brett Saison)
- ■ ペアリングが楽しい理由
- ■ Alesong Brewing の魅力まとめ
- ■ 公式サイト・アクセス情報
- ■ 終わりに:ユージーンの“静かな贅沢”を味わえる場所

初めて訪れた時、「これってワイナリー?」と思ったくらい、クラフトビールの現場とは思えない上品な雰囲気。ユージーン中心部から少し離れ、緑が広がる丘の中腹に佇むそのタップルームは、風景を眺めながら静かにグラスを傾けるのにぴったりな場所でした。
■ Alesong はどんなブルワリー?
Alesongは一般的なブルワリーとはちょっと違います。
彼らが得意とするのは次の2つ:
✔ バレルエイジング(樽熟成)
✔ ブレンディング(複数のビールを調合)
つまり、ワインやウイスキーのように、“時間の経過と樽の香り”を楽しむビールを作っているブルワリーなのです。
ステンレス発酵で作ってすぐ出荷…ではなく、樽で数ヶ月〜1年以上寝かせ、味の変化を見ながらブレンドするというスタイル。クラフト界でも希少な“サワー & バレル専門”という立ち位置で、シーズンごとのリリースを楽しみにしているファンも多いです。
■ タップルームの雰囲気
ユージーン近郊のワイナリーが点在するエリアにあり、タップルームからはブドウ畑のような丘陵地帯が見渡せます。
店内は木材の温かい雰囲気で、ワイングラスに注がれたビールがよく似合います。
「クラフトビール=ガレージ感」というイメージを持っている人ほどギャップに驚くはず。
ここはむしろ、“ビールのテロワールを楽しむ場所” という方がしっくりきます。

景色が最高。

■ おすすめのビール紹介
Alesongは季節や樽の種類によってラインナップが変わるので一期一会ですが、ここでは傾向をつかみやすい代表的な銘柄を紹介します👇

● Barrel-Aged Sour(各種サワーシリーズ)
Alesongといえばまずサワー。ベリー、ピーチ、アプリコットなど果実入りのものも多く、酸味は強すぎず心地よい。
樽由来の香りが複雑に絡み合い、一口ごとに味が変わる“考えるビール”です。
スタイル:Wood-Aged Sour Ale
特徴:果実味、酸味、樽香、複雑なブレンド感
URL:https://www.alesongbrewing.com/beers
● Maestro(Barrel-Aged Imperial Blonde Ale)
ヴァニラ・キャラメル香に樽の余韻…という、まるでデザートのような優雅な一杯。
甘みとオーク樽のウッディな香りが絶妙で、“サワーじゃない方のAlesong”を知るには良い選択。
スタイル:Barrel-aged Blonde
特徴:バニラ、キャラメル、オーク樽、まろやか
URL:https://www.alesongbrewing.com/beers
● Raspberry Parliament(Barrel-aged Sour with Raspberries)
ユージーンのベリー文化を感じられる一本。ラズベリーの酸味に、赤ワイン樽の渋みが重なり、爽やか&上品。
暑い日にパティオで飲むと最高です。
スタイル:Mixed-Culture Fruit Sour Ale
特徴:ラズベリーの酸味、赤ワイン樽、爽やか

URL:https://www.alesongbrewing.com/beers
● Touch of Brett(Brett Saison)
ブレタノマイセス酵母の“野生味”が楽しめる一本。熟したフルーツと白ワインのような余韻があり、食事とも合わせやすいタイプ。
サワーまでは行かず、華やかでドライな印象。
スタイル:Brett Saison
特徴:白ブドウ、スパイス香、軽い酸味、ドライ
URL:https://www.alesongbrewing.com/beers
■ ペアリングが楽しい理由
Alesongのビールは食中酒として非常に優秀。
その理由は:
✔ 酸味やタンニンがワイン的
✔ アルコール感は控えめなことが多い
✔ 複雑で香りが長い
実際、タップルームではチーズプレートやシャルキュトリーが人気で、
「ワイナリーに来たっけ?」という気持ちになります。
■ Alesong Brewing の魅力まとめ
Alesongの魅力を一言でいうなら、
“クラフトビールの中に、ワインの奥行きを見せてくれる存在”
です。

グラスも可愛いよね

このサイズをいい感じ
✔ 熟成×ブレンドの珍しい醸造哲学
✔ サワー好き・ワイン好きに刺さるラインナップ
✔ テロワールを感じるロケーション
✔ 季節リリースで一期一会
✔ 大人のクラフト体験ができる空間
IPAの苦味が苦手な人でも楽しめる世界観なので、観光客にもおすすめできます。
■ 公式サイト・アクセス情報
季節限定やメンバー販売情報はこちらから👇
📍 Official Website
https://www.alesongbrewing.com/
訪問前に営業日やテイスティングの予約を確認しておくと安心です。
■ 終わりに:ユージーンの“静かな贅沢”を味わえる場所
ユージーンのクラフト文化は色とりどりですが、Alesongはその中でも特に“落ち着いた贅沢”を感じさせてくれるブルワリーでした。
グラスの中で静かに変化していく香りを楽しみながら、丘の風景を眺めていると、時間がゆっくり流れます。
ビール好きはもちろん、ワイン好きにもおすすめの一軒。
ユージーン旅行の計画に、ぜひAlesongを入れてみてください。きっと印象に残る時間になります。