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シカゴ留学日記

ワシントンD.C.で訪れたいクラフトビールブルワリー5選【アメリカ・ビールメモ】

ワシントンD.C.には、旅行者にも地元民にも愛される魅力的なクラフトビールのブルワリーが数多くあります。その中から、アクセスしやすく個性豊かな人気ブルワリーを5軒厳選してご紹介します。各ブルワリーの雰囲気や特徴、おすすめビール、そして訪れるべきポイントをチェックしてみましょう。飲み歩きを通して、D.C.のクラフトビール文化を存分に楽しんでください🍻

 

Bluejacket(ブルージャケット)

概要: ブルージャケットはナショナルズ・パーク近くのネイビーヤード地区にある大人気ブルワリーです。もともとボイラーメーカー工場だった広々とした建物を利用しており、開放的な3階建ての空間で20種類以上のクラフトビールを提供しています。地元レストラングループが手掛けたブルワリーで、伝統的なラガーからサワーエールまでバラエティ豊かなビールが揃い、常に新しい味に挑戦しているのが魅力です。野球観戦に訪れるナショナルズファンの定番スポットでもあり、週末は多くの人で賑わいます。

住所: 300 Tingey St SE, Washington, DC 20003
公式Webサイト: Bluejacket公式サイト

 

おすすめビール: ブルージャケットの看板ビールといえば 「ロストウィークエンド (Lost Weekend)」。シトラホップをたっぷり使ったヘイジーIPAで、トロピカルフルーツのようなジューシーな香りと爽やかな飲み心地が特徴です。長年ファンから缶ビール化を熱望されていた人気作で、ブルワリーでもまず最初に缶発売されたほどの代表的な一杯です。さらに、キレのあるケルシュタイプの 「フォービドゥンプラネット」 やスパイス香るスタウト 「メキシカンレディオ」 など個性的なビールも人気があります。

 

おすすめポイント: ブルージャケットでは出来たてビールと食事のペアリングを楽しめます。醸造設備を眺めながら飲める開放的な店内は雰囲気抜群で、スタッフもフレンドリーです。観光で訪れても野球観戦のついででも立ち寄りやすく、地元のビール好きが集う活気を肌で感じられるでしょう。「迷ったらブルージャケット!」と言われるほどD.C.クラフトビールシーンを牽引する存在で、初めての方にもぜひおすすめです。

 

Right Proper Brewing Company(ライトプロパー・ブルーイング・カンパニー)

概要: ライトプロパーは、歴史あるショー地区にある地元密着型のクラフトブルワリーです。ショー店はHoward劇場からすぐ近くに位置し、木の温もりを感じる居心地の良いブリューパブになっています。3人の友人たちが2013年に創業したブルワリーで、「まずはビールありき」がモットーながら食事も本格的。フライドチキンサンドなどリーズナブルで美味しいメニューが揃い、ビールとの相性も抜群です。また、ブルックランド地区に醸造所併設のタップルームも構えており(週末に営業、持ち込みフードOK)、地元客で賑わっています。

住所: 624 T St NW, Washington, DC 20001 (ショー店)
公式Webサイト: Right Proper公式サイト

 

おすすめビール: ライトプロパーで外せないのは 「レイズド・バイ・ウルブズ (Raised by Wolves)」。創業以来のフラッグシップであるドライホップのペールエールで、トロピカルフルーツや柑橘を思わせる華やかな香りとジューシーなコクが楽しめます。アルコール度数5%台と軽めながらホップの旨みたっぷりで、“D.C.中どこでも見かける”と言われるほど地元で愛飲されている人気ビールです。缶のデザインも緑色のラベルに狼のイラストがあしらわれていてお洒落です。その他にも、コク深いポーターの 「ペンクォーターポーター」 や、サワーエールなど自家培養酵母を使った個性的な銘柄が多数ラインナップされています。

 

おすすめポイント: ライトプロパーはローカルに愛される雰囲気が魅力です。店内には笑顔でビールを楽しむ常連さんも多く、スタッフとの会話も弾みます。「ウルブズ」をはじめとするビールは野球場でも販売されるほど定評があり、試合観戦ついでに飲んでファンになった人も多いとか。観光で訪れてもアットホームに迎えてくれる居心地の良さがあり、美味しいビールと料理でゆったり過ごせます。ショー店で腹ごしらえしつつ地元のクラフトシーンを体感したり、時間があればブルックランドの醸造所で出来立てを味わったりと、二つの拠点を楽しめるのも魅力です。

 

Atlas Brew Works(アトラス・ブリュー・ワークス)

概要: アトラス・ブリュー・ワークスは、D.C.北東部発祥のクラフトブルワリーで、「ビール文化を地域によみがえらせる」ことを目指して2013年に創業しました。創設者のジャスティンさんとウィルさんは大学の同級生で、エンジニア出身という異色のコンビ。当初醸造所を構えたアイビーシティは元々ビール醸造が盛んな街でしたが、彼らの成功により再びビールが地域にもたらされたのです。アトラスは環境への配慮も徹底しており、2015年にはワシントンD.C.で初の100%太陽光発電によるブルワリーとなりました。現在はアイビーシティ本店に加え、野球スタジアム近くのナビーヤード地区にもタップルームを構え、観光客にも利用しやすくなっています。

住所: 1201 Half St SE #120, Washington, DC 20003 (ナビーヤード店)
公式Webサイト: Atlas Brew Works公式サイト

 

おすすめビール: アトラスのビールはクラフトらしい凝った味わいながら飲みやすく、地元の定番として親しまれています。中でも 「ディストリクト・コモン (District Common)」 は見逃せません。これはアンバー色のクラフトラガーで、100年前の蒸気ビール(コモンビール)の伝統に倣って造られた一杯です。軽やかなモルトのコクとほのかなフルーティさが調和し、「スッキリ爽快だけど奥深い!」と評判の看板ビールです。

 

また、ライ麦を使ったスパイシーなペールエール 「ロウディ (Rowdy)」 や、ジューシーなIPA 「ポンジ (Ponzi)」、夏限定のブラッドオレンジ・ゴーゼなど、多彩なラインナップが揃っています。写真はアトラスの人気ビール6種(右端が黄色のDistrict Common)。缶には「SOLAR POWERED BEER(太陽光で醸造したビール)」の文字が誇らしげに記されています🌞。

 

おすすめポイント: アトラス・ブリュー・ワークスは環境にも地域にも優しいブルワリーです。太陽光エネルギー100%で醸造されたビールを提供する姿勢は、「サステナブルなビール造り」の先駆けとして全米から注目されています。その一方で決して気取らず、アイビーシティ本店のタップルームでは犬連れのお客さんがのんびり過ごすなどローカルな居心地の良さも魅力です。

 

ナビーヤード店はスタジアム至近で、試合前後に立ち寄ってピザとビールを楽しむ人で賑わいます。ツアーで訪れる旅行者も多く、「D.C.でクラフトビールを飲むならまずアトラスへ」と言われる定番スポットです。豊富な種類の中からお気に入りの一杯を見つけてみてください。

Red Bear Brewing Co.(レッドベア・ブリューイング)

概要: レッドベア・ブリューイングは、D.C.唯一の100%ゲイがオーナーのブルワリーとして2019年にオープンしました。ノーマ地区にある約700坪の広々とした空間は、オーナーたちの故郷シアトルの雰囲気を感じさせるウッディでキャンプ場風の内装。高い天井から吊るされた星座モチーフの照明や、店内に用意された100種類以上のボードゲームなど、遊び心たっぷりの空間が特徴です。

 

創業者の3人はそれぞれ医療・航空・不動産業界から転身した異色の経歴で、「クラフトビールの敷居を下げて誰もが楽しめる場を作りたい」という想いが詰まったブルワリーです。週末のドラァグショーやヨガイベント、コメディナイトなどコミュニティイベントも盛んに行われており、家族連れから若者まで多様なお客さんでいつも賑わっています。

住所: 209 M St NE, Washington, DC 20002
公式Webサイト: Red Bear Brewing公式サイト

 

おすすめビール: レッドベアのビールメニューはユニークなネーミングと遊び心ある解説で有名です。例えば「マーマレード・スカイズ (Marmalade Skies)」はベルギー風ウィットビアで、オレンジピールとコリアンダーで香り付けしたフルーティーな一杯。会場の建物がかつてビートルズの初米国公演を行った「ユニオン・アリーナ(旧称: Uline Arena)」であることにちなみ、名曲「Lucy in the Sky with Diamonds」の歌詞から命名されています。爽やかな柑橘香とほのかなスパイス感で暑い日にもゴクゴク飲めると人気です。

 

また、創業者の出身地に敬意を表した 「スクーカム・レッドエール (Skookum Red Ale)」 は、カスケードホップ香るノースウエストスタイルの赤ビール。仕込みの際には「Pearl JamやNirvanaを聴きながら仕込む」とジョーク交じりに紹介される、モルトのコクと苦味がしっかりした逸品です。その他にもユニークな限定ビールが多数あるので、訪れる度に新しい味に出会えるでしょう。

 

おすすめポイント: レッドベアは誰もが歓迎されるインクルーシブな雰囲気が魅力です。店名の「レッドベア(赤い熊)」は創業者たちのあだ名に由来し、ロゴにも大きな熊が描かれています。スタッフもフレンドリーで、多様性を尊重する姿勢が随所に感じられます。

 

観光客にとってもノーマ地区は地下鉄で行きやすく、近くには人気アウトドアショップREIの旗艦店もある活気あるエリアです。クラフトビール初心者でも肩肘張らずに楽しめる空気が流れているので、「ビールの味は詳しくないけど雰囲気を楽しみたい」という方にもおすすめです。ユーモア溢れるメニューを眺めながら、自分好みの一杯を探す体験は旅の良い思い出になるでしょう。

 

DC Brau Brewing Company(D.C.ブラウ・ブリューイング・カンパニー)

概要: D.C.ブラウは、ワシントンD.C.にクラフトビールブームを復活させたパイオニア的存在です。2011年、創業者のジェフさんとブランドンさんが56年ぶりにD.C.に誕生した醸造所としてオープンさせました。D.C.初の缶ビール醸造所でもあり、創業当初から醸造したビールを次々と缶詰めして出荷し、あっという間に全米でも屈指の成長を遂げたブルワリーです。

 

ノースイースト地区の工場地帯にある醸造所には開放的なタップルームが併設されており、木〜日の週4日オープンしています。少し郊外ですが、熱心なファンが訪れたり週末にはフードトラックやイベントも開催されたりと、「聖地巡礼」的な人気スポットになっています。

住所: 3178-B Bladensburg Rd NE, Washington, DC 20018
公式Webサイト: DC Brau公式サイト

 

おすすめビール: D.C.ブラウと言えば、やはり旗艦ビールである 「ザ・パブリック (The Public)」 を外せません。古き良きアメリカンペールエールスタイルで造られたこのビールは、しっかりとしたホップの苦味とカラメルモルトのコクが調和した味わいです。赤と白を基調にワシントンD.C.の市章をあしらった缶デザインは存在感抜群で、発売以来D.C.で最も愛されてきた定番ビールです。

 

ピクニックやBBQでも大活躍する飲み応えある一杯で、「D.C.に来たらまずパブリックを飲め」と言われるほど支持されています。また、緑色の缶が目印のIPA 「ザ・カラプション (The Corruption)」 は、米国北西部スタイルを意識した力強いホップ感が特徴。名前の由来は政治スキャンダル(腐敗事件)への風刺とのことで、遊び心も感じられるビールです。そのほかベルジャンエールの 「ザ・シチズン」 などバリエーション豊かな定番ビールを展開しており、季節限定品やコラボ商品も見逃せません。

 

おすすめポイント: D.C.ブラウは地元クラフトビールシーンの象徴ともいえる存在です。創業当時、D.C.には地ビール文化がほとんどありませんでしたが、彼らの登場により一気に盛り上がりを見せました。缶ビールのパイオニアとして「クラフトビールは缶でこそ旨い」という文化を根付かせたのもD.C.ブラウです。市内のバーやスーパーでも同社のビールを目にする機会は多く、地元民にとっては日常の一部と言えるでしょう。

 

観光で時間があれば醸造所のタップルームを訪れてみてください。醸造設備を眺めながら飲む新鮮なビールは格別ですし、運が良ければイベントに遭遇するかも。もしアクセスが難しければ、市内のクラフトビールバーでD.C.ブラウの生ビールをぜひ注文してみてください。D.C.のクラフトビール文化を語る上で欠かせない一杯に出会えるはずです。


※各ブルワリーの公式サイト以外の参考情報・写真出典を以下に記載します。

参考リンク:

  1. Washington.org – Breweries in Washington, DC: ブルワリー各店の解説

  2. Washingtonian – Bluejacket Brewery Will Start Selling Its Beers in Cans: ブルージャケット「Lost Weekend」紹介記事

  3. DC Beer – Daniel Drinks the Styles: Raised by Wolves : ライトプロパー「Raised by Wolves」解説

  4. DC Beer – Steam Beer in 1901, Common Beer in 2023: Atlas District Common: アトラス「District Common」解説

  5. TripAdvisor – Atlas Brew Works: 「D.C.で唯一100%太陽光発電のクラフト醸造所」解説

  6. Eater DC – Red Bear Brewing Opens in NoMa...: レッドベアの店舗雰囲気・ビールメニュー紹介

  7. Untappd – Marmalade Skies (Red Bear Brewing): レッドベア「Marmalade Skies」解説

  8. Untappd – The Public (DC Brau): D.C.ブラウ「The Public」説明

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