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シカゴ留学日記

旅行者必見!ポートランドで地元民に愛されるクラフトビール・ブルワリー5選【アメリカ・ビールメモ】

ポートランドは全米随一のクラフトビール天国。「ビアバーナ(ビール天国)」の異名を持ち、市内に80以上ものブルワリーが点在しています。地元民も誇りに思う個性的な醸造所が揃い、ビール好きにはまさにパラダイスですよね。今回は地元で愛され、旅行者でも訪れやすいおすすめブルワリーを5軒ご紹介します。どのブルワリーも魅力たっぷりで、ポートランドのクラフトビール文化を存分に味わえますよ🍺

 

Breakside Brewery(ブレイクサイド・ブリュワリー)

ポートランドを代表する大型ブルワリーの一つがBreakside Breweryです。2010年創業と比較的新しいですが、急成長を遂げて今や市内最大規模のブルワリーに成長しました。2019年のオレゴンビールアワードでは「ベスト大規模ブルワリー」に輝いており、その実力は折り紙付きです。定番のIPAから実験的な限定醸造まで、 「革新的で実験的で多様なビール」 をモットーに多彩なビールを生み出しています。

 

ポートランド市内にはNEデクム地区やNWスラブタウン地区など複数の直営店があり、いずれも開放的で居心地の良い雰囲気。中でもダウンタウンに近いスラブタウン店は2階建てレストラン併設でテラス席もあり、平日昼間から大勢の人で賑わう人気ぶりです。旅行者でも立ち寄りやすく、地元客に混じって陽気に昼飲み…なんて体験もポートランドらしくて素敵ですね。

看板ビールの「ブレイクサイドIPA」や人気の「ワンダーラストIPA」など、魅力的な定番IPAが充実! 柑橘系やトロピカルフルーツの華やかなホップアロマに、ほのかな松や草のような香りも感じる王道スタイルです。

 

なかでもワンダーラストIPAはブレイクサイドIPA以上にホップ由来のクセ(ダンク感)が楽しめると地元でも評判で、筆者も冷蔵庫に常備するお気に入りビールです。どちらも「これぞノースウエストIPA!」と言いたくなる爽快な味わいで、ポートランドに来たらぜひ試してほしい逸品ですよ。

  • おすすめポイント:

    • 受賞歴多数! オレゴン州のビール品評会で最高賞に輝くなど実力派。品質はお墨付きでハズレなし。

    • 開放的な空間: 天井が高く大きな窓から日差しが注ぐ開放的な店内で、仲間とワイワイ飲むのにぴったり。

    • 料理も充実: レストラン併設店では地元食材を使ったグルメも楽しめ、ビールとのペアリングも◎。

Great Notion Brewing(グレートノーション・ブリューイング)

クラフトビールファンなら見逃せない新進気鋭のブルワリーがGreat Notion Brewingです。2016年創業と若いブルワリーですが、ポートランド随一のヘイジーIPA人気を誇り、濁ったジューシー系IPAブームの立役者的存在です。

 

フルーツたっぷりのサワーエールやデザートのような濃厚スタウトなど、独創的な「飲むスイーツ」的ビールも次々と生み出し、そのどれもが高い評価を受けています。NEアルバータ地区にあるフラッグシップ店は広い屋内タップルームと開放的な屋外ビアガーデンを備え、週末は家族連れも含め大にぎわい。ユニークなイラストが描かれた缶デザインも人気で、思わずコレクションしたくなる可愛さですよ。

 

遊び心あふれる限定ビールにも注目!写真は代表的なサワーエール「ブルーベリーマフィン」。まるでブルーベリーマフィンを頬張っているかのような甘酸っぱい風味で、フルーツ由来の爽やかな酸味と穀物の香ばしさが絶妙にマッチした一杯です。かわいいクマのラベルも印象的ですね。また看板のヘイジーIPA「ライプ (Ripe)」や「ジュースJr.」も人気抜群。マンゴーやオレンジのようなジューシーさと柔らかな飲み口で、ごくごく飲めてしまう危険(!?)なおいしさです。「ビールの概念を変えられた」と感じる人も多いほど革新的な味わいなので、ぜひ体験してみてください。

  • おすすめポイント:

    • ヘイジーIPAの王者: 濁り系IPAブームを牽引する存在で、そのジューシーさと香りの良さは格別。IPA好きならマスト!

    • ユニークなフレーバー: ブルーベリーマフィンやメイプルパンケーキ風スタウトなど、遊び心あるフレーバービールが豊富。ビール初心者でもワクワク楽しめます。

    • 店の雰囲気◎: 芸術的な缶アートに囲まれた開放的タップルームで、屋外席では地元のフードトラック料理と一緒にゆったり過ごせます。

Ruse Brewing(ルース・ブリューイング)

ポートランド東部の倉庫街に佇むRuse Brewingは、クラフトビールとアートと音楽をこよなく愛する職人肌のブルワリーです。2018年創業。クリエイティブな地元コミュニティにインスパイアされ、少量生産ながら風味豊かで練り込まれたビールを次々と生み出しています。店内は天井が高く歴史を感じる開放的な空間。

 

実は100年以上前にボイラー工場として建てられた建物をリノベーションしており、オーナーのショーンさんはこの場所に初めて自分のブルワリーを構えた日の感動を今でも忘れられないそうです。訪れた人は入口で看板犬のハスキー「ニス」がお出迎えしてくれるかも?犬好きにはたまらないアットホームさで、つい長居してしまいますよ。

  • 住所:4784 SE 17th Ave, Portland, OR 97202

  • 公式サイトRuse Brewing

タップルームでは常時10種類以上のビールを提供。どれも個性的でとにかく美味しい! 定番のIPAからベルギースタイル、樽熟成サワーまで幅広く揃いますが、特にホップを効かせたIPA系は人気です。例えば「ウルブズ・イン・ザ・レイン (Wolves In the Rain)」はネルソンソーヴィンやモザイクなどを使用した定番のウェストコーストIPAで、柑橘やハーブの爽やかな香りとジューシーな余韻が楽しめる逸品。

 

力強い味わいながらクリアな後味で飲みやすく、「無駄のない絶妙なバランス!」と賞賛するファンも多いです。Ruseのビールはオレゴンビールアワードでメダルを獲得するなど実力も折り紙付き。アートや音楽とのコラボイベントも積極的に開催しており、訪れるたび新しい発見があるクリエイティブなブルワリーです。

  • おすすめポイント:

    • 想像力あふれる一杯: ブルワリー名の「Ruse(トリック、お遊び)」のとおり、発想豊かなビールが魅力。

    • 地元愛とコラボ精神: 地元アーティストやミュージシャンとのコラボで生まれる限定ビールも多数。訪問時に運が良ければユニークなイベントに出会えるかも。

    • 犬好き歓迎🐕: 看板犬がお出迎えしてくれるアットホームな雰囲気。犬連れで訪れる地元客も多く、和やかな空気に癒やされます。

Gigantic Brewing Company(ジャイガンティック・ブリューイング)

Gigantic Brewingは、ユニークな世界観でファンを魅了する個性派ブルワリーです。2012年、ベテランブルワーのヴァンさん&ベンさんにより設立されました。その名「ジャイガンティック(=巨大な)」とは裏腹に小規模醸造にこだわり、「大量生産よりも究極の一杯を」との信念で日々実験的なビールづくりに挑戦しています。

 

定番ビールは看板の「Gigantic IPA」ただ1種類のみで、それ以外は常に新レシピに挑み同じビールは二度と造らないという徹底ぶり。店内はコミックアートや音楽ポスターが貼られ、まるでギークなビール博物館!狭い扉を開けて足を踏み入れれば、Giganticの世界観にどっぷり浸れます。日本にも熱狂的ファンが多く、限定ボトルはコレクターズアイテムになるほどです。

  • 住所:5224 SE 26th Ave, Portland, OR 97202

  • 公式サイトGigantic Brewing

おすすめビールはやはり「Gigantic IPA」! 創業当初から唯一のレギュラービールとして愛されるウェストコーストIPAです。カスケードやセンテニアルなど4種のホップを惜しみなく使用し、グレープフルーツのようなシトラス感あふれる香りと、モルト由来のほのかなカラメル風味が調和した絶妙な味わい。苦味は中程度で後味すっきり。「これぞIPA!」と思わず唸る王道の一杯です。その他にも、有名アーティストとコラボしたラベルが毎回楽しい限定シリーズ「ジノーマス (Ginormous)」IPAや、樽熟成濃厚スタウトの「モスト・モスト・プレミアム (Most Most Premium)」など話題作が目白押し。ビールごとに異なるアートワークのラベルは眺めているだけでもワクワクしますよ。店内で気に入ったビールはボトルや缶でも購入できるので、お土産にもぜひどうぞ。

  • おすすめポイント:

    • 常に新作との出会い: 二度と同じビールを造らないポリシーで、訪れるたびに新しい味に出会える。ビール探検が楽しい!

    • ポップな雰囲気: 店内はコミックや音楽のポップアート満載で、遊び心いっぱい。ビールを片手にインテリアを見るだけでも楽しめます。

    • 限定ラベルも魅力: 各ビールの個性的なラベルデザインはコレクター必見。お気に入りのアート缶・ボトルは記念に持ち帰ってみては?

Steeplejack Brewing(スティープルジャック・ブリューイング)

最後にご紹介するのは、「映える」との噂で話題沸騰中のブルワリーSteeplejack Brewingです。なんと築100年以上の教会を丸ごと醸造所に改装したという唯一無二のロケーション!ステンドグラスが輝く高い天井、木造のアーチや説教壇を生かした内装は重厚かつ美しく、ビールタンクの輝きと相まって思わず息を呑む光景です。この歴史的建造物、実は一度マンション開発計画が持ち上がったものの、地元有志が保存に奔走しブルワリーとして生まれ変わらせたという経緯があります。

 

Steeplejack(尖塔職人)の名は教会の尖塔修理人に由来し、「コミュニティに根ざした憩いの場を提供したい」という想いが込められているそうです。NEブロードウェイの旗艦店のほか、現在では市内数カ所にパブを展開し、それぞれ特色ある空間づくりで人気を博しています。

醸造設備とステンドグラスが同居する店内は必見! ビールを片手に眺める美しい光景は、ここでしか味わえない特別な体験です。もちろんビールの味も本格派で、伝統的な英国スタイルから流行のヘイジーIPAまで幅広いラインナップ。

 

中でも「フランクのスパークリングエール」(Frank’s Sparkling Ale)はアルコール度数2.5%とビールでは珍しい超ライトな一杯で、穀物由来のビスケット風味と控えめなホップ感が特徴の優しい味わい。昼間からでも気負わず飲めてしまうので、ランチや読書のお供にもぴったりです。また自家焙煎コーヒーを提供する朝営業や、自家製ピザを楽しめる支店もあり、「ビールの枠を超えた地域の憩いの場」として地元で愛されています。

  • おすすめポイント:

    • 唯一無二の雰囲気: 100年超の教会を再利用した幻想的空間で飲むビールは格別。インスタ映えも間違いなし!

    • 居心地抜群: 広々とした木造空間にゆったり配置された席で、静かにビールを味わうも良し、仲間と語らうも良し。家族連れも歓迎のアットホームさです。

    • 多彩な楽しみ方: モーニングコーヒーからブランチ、クラフトピザのディナーまで展開し、一日中いつ訪れても楽しめる柔軟さ。地元コミュニティの社交場的存在です。


以上、ポートランドで地元民に愛される個性豊かなブルワリー5軒を厳選してご紹介しました。クラフトビールの聖地ポートランドでは、今回挙げた以外にも魅力的なブルワリーがまだまだたくさん!歩いてハシゴできる範囲にブルワリーが密集しているエリアもあるので、ぜひ現地では飲み比べツアーを楽しんでくださいね。雰囲気も味も多種多様なポートランドのクラフトビール文化、きっと旅の忘れられない思い出になるはずです。乾杯!🍻

 

参考リンク集(出典・写真クレジット)

  • ポートランド公式観光サイト: ポートランドのブルワリー(日本語)

  • 在住ライターによる現地取材記事: ビール女子 – ポートランドがクラフトビールの聖地である3つの理由ほか

  • Nomooo日本語記事: 「Breakside Brewery」に行ってきた

  • 地元誌 Brewpublic 他ニュース記事

  • ブルワリー公式情報(公式サイト、SNS)

 www.musachicago.com

www.musachicago.com

 

www.musachicago.com

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