ドイツの冬の風物詩といえば、クリスマスマーケット。全国各地で開催される中でも、南ドイツの都市シュトゥットガルトは、その歴史や規模、雰囲気から特に人気のあるマーケットのひとつです。今回はシュトゥットガルトのクリスマスマーケットについて、その魅力をたっぷりご紹介します!
歴史
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは約300年以上の歴史を持ち、その起源は17世紀にさかのぼるとされています。現在では毎年100万人以上が訪れる大規模なイベントに成長しており、ヨーロッパでも有数のマーケットとして知られています。
開催場所は市の中心部であるマルクト広場(Marktplatz)とその周辺一帯。アルテス・シュロス(旧宮殿)やシュロス広場の美しい建築を背景に、約300以上の屋台が立ち並びます。夜にはイルミネーションが点灯し、幻想的な雰囲気が広がります。
•公式サイト:https://www.stuttgarter-weihnachtsmarkt.de/
他のクリスマーケットとの違い
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは、その美しい装飾で知られています。特に各屋台の屋根には手作りのオーナメントや木彫りの装飾が施され、見どころ満点。これらの装飾は地元の職人たちによるもので、他の都市のマーケットにはない個性が光ります。
また、地元の特産品をテーマにした屋台が多いのも特徴のひとつ。シュヴァーベン地方ならではの食文化や工芸品を楽しめる点で、他のマーケットとは一味違った体験ができます。
おすすめのお土産
1. 木製オーナメント
職人の技が光る手作りの木製オーナメントは、クリスマスツリーの装飾として人気。温かみのあるデザインが特徴で、他では見つけられない一点物もあります。
ちょっと値段は張るけどかわいい!
2. キャンドル
シュトゥットガルトのマーケットでは、アロマキャンドルやユニークなデザインのキャンドルも販売されています。おしゃれなパッケージはお土産にもぴったり。
3. クリスマスのお菓子
シュトゥットガルトならではのジンジャーブレッドや焼き菓子もおすすめ。かわいい缶入りのお菓子は、お土産としても喜ばれること間違いなしです。
なぜかドバイチョコも売ってました
おすすめの食事
1. グリューワイン(ホットワイン)
冷えた体を温めてくれる定番のドリンク。シュトゥットガルトでは、地元産のワインを使ったグリューワインが楽しめます。カップはデポジット制ですが、記念に持ち帰るのもおすすめ!
2. マウルタッシェン(Maultaschen)
「ドイツ風ラビオリ」とも呼ばれる郷土料理で、シュヴァーベン地方の特産品。マーケットの屋台で気軽に味わえます。
こちらはレストランで食べたもの
3. 焼きソーセージ
ジューシーで香ばしい焼きソーセージは、クリスマスマーケットの定番フード。シュトゥットガルトでは、地元産の豚肉を使ったものが特に人気です。
見どころ
イルミネーション
夜になると、マーケット全体がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。特にマルクト広場やシュロス広場のイルミネーションは必見です。
ちょっと遊園地感のあるイルミネーションでしたね。
スケートリンク
大人から子供まで楽しめるスケートリンクがあります。
靴の貸し出しも行っているので一度体験してみてください!
エコへの取り組み
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは、環境への配慮も重要視されています。例えば、リサイクル可能な食器やグリューワインカップのデポジット制(コップを返すと3ユーロ返ってきます)など、エコな取り組みが多数導入されています。地元の自然を大切にする姿勢が感じられるイベントです。
まとめ
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは、歴史ある伝統と温かい雰囲気が魅力。装飾の美しさや地元特産品をテーマにした屋台、心温まる食事や音楽のステージなど、訪れる人を飽きさせない工夫が満載です。
ぜひ、シュトゥットガルトならではの魅力が詰まったクリスマスマーケットで、特別な冬の思い出を作ってみてください!
他のマーケットも回ってきましたのでもしご興味があればチェックしてください!