ドイツには、自然を楽しむことができる場所もたくさんあります。その中でも、家族連れや観光客に人気のスポットが「ドレスデン動物園」です。豊かな自然環境に囲まれたこの動物園は、動物たちの保護や教育にも力を入れており、年間を通じて訪れる価値があります。特に、最近リニューアルされたオランウータン園や、冬でも楽しめる室内展示が大きな魅力です。
ドレスデン動物園の歴史と特徴
ドレスデン動物園の設立はなんと江戸時代!1861年に設立され、ドイツでも最も歴史のある動物園の一つです。(ドイツで4番目の動物園)約1,500匹の動物が飼育されており、その種類は約240種にも及びます。動物園は、自然な環境を再現した飼育エリアが特徴で、動物たちができるだけストレスを感じずに過ごせるよう配慮されています。また、動物の保護や教育プログラムも充実しており、動物たちの生態や保護の重要性を学ぶことができる場所です。
入り口はこんな感じ
新しくなったオランウータン園
ドレスデン動物園の新たな目玉といえば、最近リニューアルされたオランウータン園です。このエリアは、オランウータンたちがより自然に近い環境で過ごせるように設計されており、広々としたスペースで彼らが遊んだり、木々を登ったりする姿を間近で観察できます。
リニューアルされたエリアには、オランウータンたちが自分のペースで探索できる多くの遊具や木が配置されており、訪問者はガラス越しに彼らの活動を楽しむことができます。また、オランウータンの生態や保護について学べるインフォメーションディスプレイもあり、彼らがどのように野生で生活しているのか、どのような脅威に直面しているのかを理解することができます。
子どもから大人まで楽しめるこのエリアは、ドレスデン動物園のハイライトとなっています。特に子どもたちは、オランウータンが木々を自由に登り降りする姿に夢中になるでしょう!
ペンギンなど人気動物もたくさん
冬でも楽しめる室内展示
ドレスデン動物園のもう一つの大きな魅力は、冬でも快適に楽しめる室内展示が充実している点です。ドイツの冬は寒さが厳しいですが、動物園内には暖かい屋内展示エリアがいくつもあり、寒い時期でも安心して動物たちを見学することができます。
例えば、熱帯の環境を再現した温室では、カラフルな鳥や爬虫類、熱帯魚を見ることができ、寒い冬でも暖かい気分を味わえます。さらに、ペンギンエリアやカバエリアなど、屋内で水中の動物たちのユニークな行動を観察できるスポットも充実しています。特に子どもたちに人気のエリアで、水中トンネルを通るペンギンの泳ぐ姿や、のんびりと水中にいるカバを見ることができるのは、大きな魅力です。
冬ならではの特別な雰囲気の中で、動物たちをじっくり観察することができるのは、ドレスデン動物園ならではの楽しみ方です。
亀3兄弟
こちらをナマケモノがゆっくり移動せしていることもあります。
虚空を見つめるコアラ、虚空コアラ。
季節ごとのイベントやアクティビティ
ドレスデン動物園では、季節ごとに様々なイベントやアクティビティが開催され、訪問者がさらに楽しめる工夫がされています。冬季には、動物たちにクリスマスプレゼントを与えるイベントや、動物たちが雪の中で遊ぶ姿を見学できる特別展示が人気です。
また、動物園内のカフェやレストランでは、寒い季節にぴったりの温かいドリンクや軽食を楽しむことができ、家族や友人と一緒にホッと一息つける場所も充実しています。
キジはなぜか園内を自由に闊歩
秋は紅葉も綺麗です。公園としても楽しめます。
まとめ:一年中楽しめるドレスデン動物園
ドレスデン動物園は、季節を問わず楽しめる場所です。特に新しくなったオランウータン園は、訪れる価値がありますし、冬でも快適に動物たちと触れ合える室内展示が充実しているのは嬉しいポイントです。家族連れでの観光や、動物好きの方には、ドレスデンを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。きっと、素晴らしい思い出が作れることでしょう!