ハンコックタワーと双璧をなすシカゴの高層ビル、ウィリスタワー。建設当時は世界で一番高い建物でした。地上412mで飛び出たアクリルキューブの中に入ることができるレッジも人気です。
ウィリスタワー
1979年に建設されて以来なんと25年間も世界で一番高いビルとしてシカゴのスカイラインの象徴となっていました。アンテナを付け足すなどしてごまかしつつ、現在も世界で
14位の高さ、アメリカではエンパイアステートビルに次ぐ二番目の高さのビルとして知られています。
建設当初はイリノイ州を本拠とする世界最大の百貨店シアーズが所有していたためシアーズタワーという名称が浸透していましたが、経営不振とともに売却、2009年にイギリスの保険会社ウィリスグループに命名権が移りました。
ジョンハンコックセンターと同じような二本の角(アンテナ)が目印。長さの異なる23m四方の正方形角柱9本を束ねた構造は独特の雰囲気を持ち、遠くからでも目を引く面白い建築物です。
こちら入り口
スカイデッキシカゴ
ウィリスタワーの展望台はスカイデッキシカゴと呼ばれ、ビルの103階、地上から412mの高さにあります。
シカゴ一高いビルということで、シカゴのビルがすべて見下ろせます!
北方向。前回紹介したハンコックセンター(右奥)も下に見える。
ジョンハンコックセンターとは反対方向からダウンタウンを眺めることができるのでまた違ったシカゴの表情が楽しめるかと思います。
ミシガン川がすぐ隣に流れているので、川登りのクルージングツアーからもばっちり見えます。
レッジ
2009年には展望台にレッジ(Ledge)と呼ばれる全面アクリル張りの箱が設置され、人気となっています。
アクリルのキューブがビルから飛び出た形になっているので地上412mでほぼ全面透明な板に囲まれた状態になります。下にも書きましたが結構並んでいることもあるので、これを体験したい人は時間に余裕をもっていくようにしてください。
斜め上にあるカメラで一組ずつ写真を撮ってくれます。(テーマパークにありがちな写真買わされるやつ)そのあと自分たちで好きなだけ取れるので、どのくらいの人がわざわざこの写真を買うのかはわかりません。、、、
アクリル板だけどそんなに怖くない。寝転んでみたり、ジャンプしてみたり、みなさん各々のポーズを楽しんでいました。
こんな感じで飛び出ています。ビルの下からもこの箱が見えます。
天下の旅行ガイド、地球の歩き方ではなぜか太文字でThe Edgeと紹介されていました。”L”が落ちてるよー最新版では直ってるかな?だれか買ったら教えてください。
ちなみに2016-2017版は表紙がウィリスタワーでした。
混雑具合
ウィリスタワーが少し問題なのはかなり混んでいる確率が高いということ。ビルの外まで並んでいることもあります、、、
そしてタワーの中に入ってからもディズニーランドばりの長い列が待っていたりするので気をつけてください。エレベーターが小さいのか、職員のやる気がないのか、ただ人気があるだけなのかわかりませんが、通常チケット($22)で行くときは訪れる時間をピークからずらすか、列の長さを考慮しておきましょう。
ファストパス($49)かCity Passを使えば列を飛ばせます。こちらもディズニーランド方式。
しかし、それでもまだ問題が、、、ファストパスを使えばエレベーターまでほぼ直通なのですぐに展望台までは上ることができます。が、それでもレッジにはまた並ばなければいけません。
こちらはさらに無秩序で、統制が取れていません。4つあるガラスの箱の前に数十人ずつが曲がりくねった列を作っていて、自分の番がくるまで30-40分かかることもあります。これじゃファストパス使った意味もない(笑)
まあ追加料金がないからしょうがないのですが、係員も出口で売るための写真を撮るだけで列や時間の管理はしません。そしてさすがはアメリカ人、いくら後ろに人が並んでようと全く気にせず、気が済むまで格好を変え、角度を変え写真を撮りまくるのでなかなか列も進まず、、、
$5くらいとってもいいからもう少しオーガナイズされた方法にしてほしいなーと希望。
まとめ
シカゴで一番高い建造物、景色も素晴らしいので一度は上ってみたいビルです。レッジでフォトジェニックな写真を好きなだけ撮っちゃいましょう!
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