シカゴ留学日記

アメリカ・ドイツ・日本のどこかに住んでいます。これまで飲んだビールの種類は1000種類以上。ビール、留学、旅行、ガジェットなどの情報を発信!

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再生可能エネルギー:CO2削減のカギを握る!

太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマスエネルギーといった技術は、化石燃料に頼らず、地球に優しいエネルギーを生み出す技術たちです。それぞれの特徴と魅力を見ていきましょう!



近年再生可能エネルギーの導入は進みついに、全発電量の30%を超えました。

意外と多い?現状半分は昔からある水力発電です。

 

日本は土地が狭いので制限がありますが世界でみると意外と導入が進んでいて、2030年までには60%を目指しているとのこと。

 

edition.cnn.com

太陽光発電

まずは、太陽の力を使った「太陽光発電」!ソーラーパネルを使って太陽の光を電力に変えます。クリーンで無限に使えるエネルギー源です。

 

日本でも屋根にソーラーパネルを載せている家が増えていますね。メリットは発電時にCO2を全く排出しないこと。デメリットは、夜や曇りの日には発電できないこと。でも、そんな時はバッテリーでエネルギーを蓄える技術が進んでいます!

 

風力発電

次は「風力発電」。大きな風車が風の力で回り、その回転を電力に変えます。大きい方が効率も発電量も大きくなるので、大型かガス進みます。

 

海の上に立つ風力発電所なんかは、見た目もすごくカッコいいです。風が吹いていれば、昼も夜も発電できるのが魅力。デメリットとしては、風が弱い地域では効率が悪くなることです。でも、場所さえ選べばとても効果的です!

 

水力発電

続いて「水力発電」。川やダムの水の流れを使ってタービンを回し、電力を作ります。大規模な発電が可能で、安定した供給ができるのが魅力です。

 

ただし、ダムを作るには大規模な建設工事が必要で、環境への影響も考慮しなければなりません。もうダムを作れそうなところには作りきってあまり伸び代がないのが課題ですかね。。。

 

地熱発電

「地熱発電」は、地球の地下にある熱を利用して発電する方法です。火山地帯など、地下熱が豊富な地域で利用されます。

 

メリットは安定したエネルギー供給が可能なこと。デメリットは、設置場所が限られることです。でも、地熱を使った温泉が好きな日本人にとっては、なじみやすい技術かもしれません!多くが温泉街などの近くになるため自然破壊や、温泉が枯れてしまうのではないかといった心配がされています。

 

バイオマスエネルギー

最後に「バイオマスエネルギー」。植物や動物の有機物を使ってエネルギーを生成します。例えば、農作物の廃棄物を燃やして電力を作ったりします。

 

これにより廃棄物を有効活用できるのが魅力です。ただし、燃焼する際に多少のCO2が排出されることがあります。基本的な考え方としては植物が大気中から光合成で集めたCO2が排出されるため、燃やしてもカーボンニュートラル(正味の排出がゼロ)と考えられています。

再生可能エネルギーの利点

環境に優しい
再生可能エネルギーは、化石燃料に比べてCO2排出がほとんどなく、地球温暖化防止に貢献します。また、空気や水の汚染も少なく、公害など健康への影響も抑えられます。

一方で近年は山に設置された太陽光パネルが燃えたり、風力発電タービンによる騒音なども問題になっているため、真に利点を生かすという意味では設置場所や制度設計が非常に重要になってきます。

CO2を排出しないという点も発電中をみるとその通りではありますが、実際に装置を作ったり、寿命が来た際に交換するなどの際には電気を使ったり、CO2を排出します。そのあたりまでを考えた環境影響を評価する必要となるため、ライフサイクル分析(LCA)という考え方も重要視されています。

 

持続可能性
再生可能エネルギーは、自然の力を利用しているため、枯渇する心配がありません。太陽、風、水、地熱といったエネルギー源は無限に近い存在です。しかし、上記のような悪影響を及ぼす可能性、設置による従来施設への悪影響(地熱発電所設置による温泉施設への影響など)は起こりうるため、こちらも慎重な運用が求められます。

エネルギーの自給自足
地域ごとに適した再生可能エネルギーを利用することで、エネルギーの自給自足が可能になります。これにより、エネルギーの輸入依存度を減らし、エネルギー安全保障が向上します。

経済効果
再生可能エネルギー産業の発展は、新たな雇用機会を創出し、地域経済の活性化にも寄与します。また、エネルギーの効率的な利用により、長期的なコスト削減が期待できます。

 

これらの再生可能エネルギーは、どれもCO2排出を大幅に減らすことができ、その削減量に応じてCO2クレジットを生み出すことができます。地球を守るために、再生可能エネルギーの利用をどんどん広めていきましょう!

 

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