シカゴ留学日記

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日本の10倍!?圧倒的なアメリカのクレジットカード特典。違いやポイント特典を比較しながら解説!【駐在・留学情報】

日本のクレジットカードは何でこんなにケチなのかと思うくらい、アメリカのクレジットカードは特典が段違い。同じような条件のカードを比べても、ものによってはアメリカのほうが10倍以上いいことがあります、、、こちらで暮らす可能性がある方はこのチャンスを見逃さないように!

 

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日本とアメリカクレジットカード比較の例

百聞は一見に如かず!ということでまず例から見てみてください!


同じようなランクのカードを比べないと意味がないと思いますのでもらえる特典などの条件を考えて比較してみましょう。

 

まずはホテルに泊まれるポイントがもらえるMarriott系のカード。日本ではスターウッド(マリウット傘下のホテル系列会社)となります。

  • アメリカの場合年会費無料、最初の三か月で$1000使うと30,000ポイントの特典
  • 日本の場合:同じく10万円利用で30,000ポイントがもらえるカードだとなんと年会費が34,000円!!!!?

 

どういうことでしょうか。年会費分だけぼったくられているってことですか。

ちなみにアメリカで年会費を$95(約一万円)払うともらえるポイントは75,000になります、、、

 

他にもAmexのゴールドで考えてみましょう。こちらは年会費が大体同じです。

  • アメリカ:年会費$250、6か月で$4000利用すると、60,000ポイント(=ANA60000マイル)がもらえます。
  • 日本:3か月で50万円使ってやっと25,000ポイント。(年会費31,900円)またはANA AMEX GOLDだと3か月で70万円使って43,000ポイント。(年会費34,100円)

 

3か月で70万円使わなければいけない日本と、6か月で$4000ドル(約45万円)使うアメリカでは達成しやすさが全然違いますよね、、、それでももらえるポイントは日本のほうが少ないという、、、

 

日本のほうが年会費を多く払っているのに特典が圧倒的に少ないという悲惨さ。これはどう考えても親会社のカード会社との力関係が出ているとしか思えん、、、

 

航空系ではさらに大きな差が

航空会社発行のクレジットカードを比べても同じような、いや、他よりも悪い状況です。マイルの価値の差を計算に入れても10倍以上の差になっています、、、

 

以下に簡単な例を置いておきます。

Citi / AAdvantageマスターカード

Citi銀行とAmerican航空提携のクレジットカード。(3か月で$2500利用で)  American航空 50,000 マイル  (1マイル1.5円程度)=約7万円分 年会費2年目から$99,海外利用無料

 

参考:シカゴ-羽田(往復)2020年ローシーズン

65,000マイル+$130(燃油,Tax)→1マイル=1.5円

United MileagePlus Explorer Card

(3か月で$3000利用で)United航空 60,000マイル 5万円以上 年会費2年目から$95,海外利用無料。

 

参考:シカゴ-羽田(往復)2020年ローシーズン

70,000マイル+$130(燃油,Tax)→1マイル=1.4円

 

ANA ゴールドカード日本

日本のゴールドカード。年会費15,400円。初回特典2000マイル。(数千円分)海外利用料2-3%。

 

参考:シカゴ-羽田(往復)2020年ローシーズン

40,000マイル+$350(燃油,Tax)→1マイル=2円

 

アメリカ往復にはほんのちょっとの足しにしかなりません。年会費もこちらの方が高いのにねえ、、、

 

注:なぜか日本の航空会社はマイルを使っても燃油と税が別でそれなりにかかるので損した気分になる。

 

そして海外利用手数料がない

海外旅行に行ったときにクレジットカードを使った経験がある方はご存知だと思いますが、海外で日本のクレジットカードを使うと為替のほかに数パーセントの海外手数料がかかります。

 

クレジットカードを使ったときの為替レートに加えて、1.30〜2.20%の外貨取扱手数料を上乗せしたものを払わなければいけません。外貨取扱手数料はカード会社によって違い、例えば簡単に調べたところだと、三井住友カードの外貨取扱手数料はVISAもMastercardも2.20%、楽天カードの外貨取扱手数料はVISAとMasterCardが1.63%、JCBが1.60%、American Expressが2.00%に設定されています。

 

ただ海外で使っているというだけですべてが2-3%高くなるというのは何とも理不尽。アメリカのクレジットカードはForeign Transaction fee無料というものが多く、実際日本で使っても手数料のようなものは別に請求されたりしません。(ちなみにANA USAカードはTransaction feeが3%かかります、、、)

 

為替レートが違うというようなこともあるのでしょうか?カード会社で世界統一かと思いますが、詳しい人がいたら教えてください。

 

他にもダイニングクレジットだったり、ポイントの還元率(例:アメリカでスーパーで使うと$1につき4ポイント日本は100円で1ポイント)だったり、だいぶ

 

 

マイルの自由度が高い

もう一つの利点はマイルを購入することができます。日本の航空会社は基本的にマイルを買うことはできません。つまり39000マイル持っていたとしても、40000マイル必要であれば無意味ということです。(Tポイントなどを交換できることがあるのでどうしても必要な場合はそちらをチェック)

 

UnitedやAmericanなど航空会社は公式ホームページからお金を払ってマイルを買うことができます。少し割高ですが、すでにある程度マイルがたまっている場合、現金で航空券を買うよりは圧倒的に安く済みますので検討してみてください。これによってマイル

を無駄なく使いきることができます。

 

さらに、ANAなどのマイルと違って有効期限がありませんので使う時期にとらわれることがありません。日本の航空会社頑張って!  

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対抗できるとしたら楽天カード?

これらの好条件に日本で対抗できるカードがあるとすれば、楽天カードです。

 

楽天経済圏にどっぷりとつかり楽天SPUを使えば5%還元、10%以上も可能です。入会特典も8000ポイント(8000円)のキャンペーンをやっていることが多く、年会費無料(ゴールドだと2200円)にしてはかなり頑張っている方だと思います。

 

ただこれも楽天市場での買い物に限られ、高い還元率を達成するには様々な条件をクリアしなければいけません。

 

これに似たようなアメリカのカードだとアマゾンのクレジットカードがあります。

Amazon Prime Rewards Visa Signature Card

アマゾンの買い物5%Off、レストラン3%off、 取得で$70-$120分のAmazonギフトカード、年会費無料、海外使用料無料 etc。

 

年会費がないのに$100ドルくらいアマゾンクレジットがもらえるのでただ作っただけで1万円ぐらい得します。しかも楽天カードと似ていてアマゾンで購入すればすべて5%クレジットで返ってきます。

 

アマゾンが買収したWhole foodsでも同じ条件なのでスーパーの買い物でも使えます。こちらは常に5%ですが固定なので特に条件等を気にする必要はありません。

 

ということで日本で作るなら楽天カードがまずは候補に挙がるかと思います。それでも20万円-30万円使っただけで5-10万円分のポイントがもらえるアメリカのクレジットカードたちにはやはり見劣りするかというのが正直なところ。

 

クレジットカードを作るには

ということでアメリカに来た人、住んでいる人はどんどんクレジットカードを作って恩恵を受けましょう。クレジットカードを作るにはまずクレジットヒストリーが必要です。

 

アメリカにはいろんな国から人が働きに来るので、クレジットヒストリーを用いた信用が非常に大切になります。日本人の多くは会社だったり、学校だったり、しっかりとしたスポンサーがついて、金銭的な安定があると思います。しかし、初入国の際にはもちろんSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)がなければクレジットヒストリーもないという状況が普通だと思います。

 

つまり、留学生や駐在の方はSSNを取得し、クレジットヒストリーを作ることから始めなければなりません。

→SSNについて 

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クレジットヒストリーがたまったら

さて、このANA、JAL USAカード、非常にありがたいのですが,いざ自由にカードを選べるとなると他のカードと比べてANA USAカードを使う利点が少ない!ということに気づきます。マイルはもらえないし(登録時もたった5000マイル),ANA利用時以外ではほぼ優待はない.

 

ANAマイルをためるにもAMEXポイントをためた方が有利だし,なんといっても海外利用時(アメリカ以外)に3%の追加Transaction feeがかかる!

 

日本帰って使ったら損するじゃん!消費税13%かよ!

 

ということでなるはやで新たなカードを探したほうが得であることに気づきます。

おすすめのカードはこちらで紹介しているので見てみてください! 

 

疑問・もはや日本でアメリカのカードを使った方が得じゃない?

ポイントが高いのと海外利用料がかからないのでこんなことを考えてみましたがどうなんでしょう。(たぶん実際にやるとしたら法的に微妙?なので)一時帰国した際や駐在から帰国した時に日本でアメリカのクレジットカード、Chase Sapphire Reserveを使う想定をしてみます。

 

まず海外送金サービスとして人気のTransferwise(手数料が1%くらい)で日本円をアメリカの銀行にドルで送る。→日本でChase Reserveを使ってアメリカの銀行から支払い→Chaseのカードだと3%(旅行には4.5%)のポイントがもらえるので正味3.5%以上の得?

 

てことは日本で現金/日本のクレカ使ったら損ってこと?日本のクレカで還元率3%はなかなかない気がするし、100万円をアメリカの銀行に送ってそれをただ使っているだけで旅行ポイント5万円分くらいになるのはけっこう大きい気がします。

 

別に悪いことはしてない気がするけど、、、詳しい人いたら教えて下さい笑

 

Chaseカードはこちら

 

↓今のところこんな感じで作っています。

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そしてまさかの年会費値切りも可能

ぼくはまだ経験していませんが将来のためのメモとして.

 

こちらも何ともアメリカらしく,クレジットカードの年会費を値切れるとのこと.

 

更新時期が近付いたらトライしてみます.こちらのブログがとても詳しくておすすめなので覗いてみてください.

moosefukui.hatenablog.com

 

 

まとめ

日本のクレジットカードを調べていて特典の弱さにちょっと驚いたのでまとめてみました。アメリカのほうが単なる支払いのためのカードというよりも特典やメリットを前面に押し出しているというだけなのかもしれません。ユーザーには利点も多いですが、これも熾烈な顧客獲得競争の影響かな?

 

アメリカに来る方はある程度ヒストリーができたらどんどん新しいカードを利用していった方が得だと思います。記事の内容についての質問や日本のクレジットカードでもこんなにいいのあるよとか、間違っている情報などありましたら教えてください!

 

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