感謝祭と訳されるThanksgiving day。いよいよ今週木曜日に迫ってきました。アメリカに来るまでは全くイメージがわきませんでしたが、最近なんとなくイメージがつかめてきたので紹介させていただきます。
Thanksgiving day
感謝祭と呼ばれていることからわかるように、もともとは神様に収穫を感謝するという宗教的な意味合いが強かったようですが、現在は家族が集まって食事をするという雰囲気が強いようです。日本のお正月みたいなイメージ。
ターキー(七面鳥です、チキンとは違います)の丸焼きを食べるのが習慣です。一体何羽のターキーが食べられているのでしょうか、、、
調べたらこの日だけで5000万羽近いらしいです。すごい量。
日本では七面鳥を食べる機会があまりないと思いますが、この時期になるとスーパーで簡単に手に入ります。アメリカの家では一人暮らしの小さな部屋でもオーブンが備え付けのところが一般的でなのも理由かもしれません。
この巨大なターキー(10㎏近くになることも)もちろん一日で食べきることはできないので、次の日にはサンドイッチにしたりして食べます。せっかく家族が集まるし、みんなの時間が取れるように大きなターキーを焼いておく。まさに日本のお節料理と同じイメージですね。
昨年(2017年)調理したターキー。このサイズでも5000円しないくらいです。安い!
現在は毎年第四木曜日がThanksgiving dayとなっていますが、実際にはその前後も休暇を取り、結構長めに実家に帰ったりもしています。
ぼくの研究室でも数日前から徐々に人がいなくなり、多くのアメリカ人が帰省します。そういうわけで、良くも悪くも、11月終わりごろからすでにクリスマスに向けた冬休み気分が漂っています。
大体いつも食べきれないのですが、おそらくあえてそうしているのだと思われます。次の日にたべるターキーサンドイッチが好きというアメリカ人も多数。
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Friendsgiving
最近は帰省しない学生や 帰省する一週間前の週末に友達と一緒にThanksgivingを祝うFriendsgivingというのも一般的のようです。
アメリカにいる日本人には貴重な体験になりますのでもし機会があれば友達に声をかけて、参加してみてください。
みんなでターキーを焼いて、それとは別にそれぞれが料理を持ち合って、にぎやかにパーティーをするのも楽しいです。
留学に来るときはこういう時に簡単に作れる一品(日本食だとよし、ベジタリアンオプションもあるとなおよし)があると便利なので練習してきましょう。

2019年は初めて自分の家で(アメリカ人のルームメイト二人と)Friendsgivingをやりました!ターキーはこちらも25ポンド。10㎏以上!
おいしそうに焼けています。一晩かけて解凍して、焼くのにも3時間以上。
最近気づいたのは焼きそばが手軽かつ受けがいい。結構なに作ったらいいか悩むので参考になれば。お好み焼きとかも試したけどあんまり反応よくなかったような、、、やっぱり冷めても(温めなおしても)おいしいものがいいのかなと思います。
Black Friday
Cyber Monday
ネット版Black Fridayって感じですね。Amazonなどオンラインショッピングの普及に伴い最近盛り上がっているオンラインのセールです。
Cyber Mondayも一年の中でオンラインの売り上げが最大の日となっているようです。昨年はぼくも雰囲気に流されいくつか買い物をしてしまいました。今年は何とか節約しようと思います、、、
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まとめ
アメリカにきて感じたThanksgivingの印象でした。家族と楽しむ休暇という意味でもお正月に近いかなあと感じています。すでにこのあたりからクリスマスにかけて人々の気持ちもほぼ冬休み気分です。だからこそ年明けはすぐ働き始めるのかもしれませんね。
Black Friday、Cyber Mondayを含めたThanksgiving休暇から年末商戦が始まるので、お店も忙しくなっていきます。この時期に旅行等考えている方は道路状況やお店が開いているかどうかなども注意してください。
もし知り合いのアメリカ人がいればThanksgivingの食事に参加させてもらえるととてもいい経験になると思います 。