[2019/10/1更新]留学先決まりました、シカゴです!という報告すると皆さん決まってこの質問。
シカゴって寒いんでしょ?
今回は実際どのくらい寒いのかというところをシカゴ二年目の新米ながら書かせていただきます。
結論、さんざん脅されてから渡米したせいか(?)2016-2017シーズンはそうでもなかったです!
でも一度-23℃を経験しました。それは寒いよとおっしゃる皆さん、わかります。
でも、察してください。こう思わないとやってられないんです笑
【追記】2019年やってくれました。Polar Vortexとかなんとかで人生最低気温を更新。-30℃。(+風速10m/sで体感は-40℃以下)
雪はハロウィーンから(笑)
斬新なコラボ pic.twitter.com/xX1WWPARUI
— Musachicago (@musachicago) 2019年11月1日
冬以外もまとめました!
www.musachicago.com
天気
シカゴの緯度は大体北海道(函館)と同じくらいです。
さらに北東方向には巨大なミシガン湖があり、さえぎるものが何もないため風が強く吹きます。
これがまた体感気温を下げる要因に。
この時点で寒いのはほぼ確定ですね、、、いいや、まだわからない!
基本夏が短く冬が長いです。
どこからどこを冬と定義するのはむずかしいですが、東京の冬だと最高気温10℃とかですかね。
11月から3月だと最高気温の平均は10℃に届きません。
1月、2月になれば最高気温さえも0度以下。
はい、認めます寒いです。
ここで便利なカ氏の紹介。アメリカは気温の単位に日本のセ氏(℃)と違ってカ氏(℉)を使っています。(SI単位使え!)
でもこれに意外と助けられているような。
なぜかというと、セ氏0度(0℃)はカ氏30度(30℉)に対応します。
-10℃は14℉。-10℃といわれるより14℉って言われた方が精神的にはよくないですか!?
あーだいぶ悲しい感じになってきましたね笑
こんな風にして生き残っています。
冬でもダウンタウンには馬車が、、、馬さん寒そう、、、
凍った湖の上に大量の鳥、なんで?笑
— Musachicago (@musachicago) 2019年1月24日
シカゴは今夜-20℃を下回る予定です。#シカゴ #凍った湖 #グース pic.twitter.com/ijroF5UikU
湖も凍り始めております。
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温暖化してる?2016-2017(シーズン)
ぼくは昨年しか経験してないわけですが、シカゴの先輩に聞く限りはここ数年は徐々に暖かくなっているというのです。
うそつけ!そうやって過去を美化(?)しやがって!
というのが本音ですが、先人の言葉は大事なので今後どうなっていくか、数年かけてよく観察してみようと思います。
温暖化しているとはいっても、一番寒かったクリスマス前の数日間はぼくの最低経験気温を更新しました。
マイナス20度の世界。
さすがにここまでくるといくらヒートテックを着ようとも足の皮膚がチクチクするような感覚。
あとは深呼吸できないというのは本当ですね。肺が凍りそうになります。
でも年が明けてからはそこまでの冷え込みはなく比較的安定してました。
ただ慣れただけかもしれません笑
冬の大学キャンパス。昨年、雪が降ったのは三回くらい。基本雪は積もってませんでした。
服装、どのくらい着れば生き残れるか
それでも何とか生きていけるもんです。
慣れとは怖いもので、徐々に寒くなる分にはどうしようもないということはないです。マフラーとニット帽で完全ガードでしたが雪の数日を除き自転車通学してました。
ただ旅行等で来た時にたまたま寒い数日に当たるとかなり厳しいのは間違いないです。
ヒートテックにマフラー、ニット帽、膝まであるロングのダウンコートなど。
相当怪しい感じになるかもしれませんが、見た目を気にしてる人なんていませんので命のほうを大切に笑
でも実際寒すぎて外にとどまっているのは15分が限界というところでしょうか。
逆に体の芯まで冷え切る前に体の表面が耐えられなくなるので、凍えるまではいかない(いけない)という印象ですね。
すみません、また強がりました。
もしスポーツ観戦や湖沿いを歩きたいという方がいればカイロを張りまくるのをお勧めします。
2年目を終えて(2017-2018シーズン)
早くも二年目が終わりましたがやはり今年も寒かったです。そしてこの冬は去年よりも雪が多く降ったように思います。
パターンとしては12月の後半から2週間ずつそこそこ寒い日(-10℃~0℃)と激寒い日(-20℃~-10℃)が交互に来るイメージ。そこそこ寒い日には雪が降ることもありますが、あまりに寒くなりすぎると空気が乾きすぎて雪も降らず、逆に快晴になります。
特に年末は寒くなることが多い(2分の2)みたいで、クリスマスから一週間は二年連続で-20℃以下となっていました。
寒くなり始めで寒さへの印象が強いだけかもしれませんが、、、
最新2018-2019年シーズン
今年は年末年始が意外と寒くなく、また温暖化かと甘く見ていました。
ところが一転、一月中旬からいきなり本気を出してきたシカゴ。
今週は本気でやばいんじゃないの?(笑)
— Musachicago (@musachicago) 2019年1月28日
もはやカ氏とセ氏の交差点(マイナス40℃=マイナス40℉)さえ見えてきた。 pic.twitter.com/2cP21Ezpwz
それまでは最高気温0℃くらいで暖かったのですが、急にカ氏0度近くまで急降下...
そしてついに-30℃まで到達。もはや℃で考えてるのか℉で考えてるのかも分からなくなるレベル...さらに風速10m/sで体感は-40℃以下とのこと。この日は南極(今は夏)とエベレストよりも寒いらしいです笑
学校も閉鎖となり外出は極力避けるように言われましたけど、そこまで言われたら行きたくなっちゃうよね。ということで少しだけ散歩。
ミシガン湖からは湯気。まつ毛、眉毛は凍り、瞬きする際には瞼がくっつきます、ほんとに。皮膚は出していられません。5分で凍傷になるらしいです。
あとスマホのバッテリーもやられてすぐにシャットダウンします。なので写真はありません。
ここまで来ちゃうともはやひきこもるしかないので(相変わらずアメリカの室内は暖かい)結局問題ないですが、もし暖房が止まったら、水道管が凍ったらと考えるとなかなかハードですね。幸い無事でした。
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普通に考えたら寒いですよそりゃ。
でも住む分には慣れるので意外と大丈夫。
個人的には一年中灼熱よりは全然いいかなと、、、言い聞かせています。笑
雪の中のシカゴの街、凍った湖などこの時期にしか見られない美しい景色もあります。
怖いもの見たさとともに万全の準備をしてぜひ冬のシカゴに挑戦してみてください!
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