スぺック、ベゼルレス、高精細大画面、薄型、軽量、大バッテリーこれらを共存させた非常にバランスの良いノートパソコン。HuaweiのMatebook X ProはUltrabookを探している方におすすめする完成度の高い商品です!
- Matebook X Pro
- 軽さは正義?
- 現時点で最強の超ベゼルレス3:2画面
- 重量1.3㎏、バッテリー50Wh
- PC業界を侵食するための価格設定
- 指紋認証×電源ボタン
- 賛否両論のカメラ位置
- 2019年版のアップデート
- まとめ
Matebook X Pro
細かいスペックの説明は他に任せて、いくつか私が気に入ったポイントを上げさせてもらいます。MacBook ProとSurface Laptopのいいとこどりをした上にHuaweiの事情により安い!
軽さは正義?
これは2 in 1 Matebookを購入時に考えていたことですが、少し考えが変わりました。あの時は
軽い→どこにでも持ち運ぶ→どこでもPC開く→仕事がすすむ
という好循環を描いたわけですが、ここには一つ問題がありました。
バッテリー消費を気にしてPCの使用を制限してしまうという事例がたびたび発生しました。朝からどこかに出かけるときは午後どこかのカフェに行くかもしれないからとかいう理由をつけてPCを開く代わりにスマホで時間をつぶしてしまっては元も子もない。
なので今回は最低限のバッテリーを確保することをさらに重視しました。バッテリーを心配してPCを外で開けなかったり、電源コードを常に持ち運ぶのでは本末転倒!
持ち運べる許容範囲内1.3㎏以下でバッテリーを確保したうえで、プロダクティビティ(パフォーマンス、画面、使いやすさ)を最大化させることが一番大切なのだと気づきました。
そこで今回選んだのがMatebook X Pro。昨年大ヒットしたUltrabookで2019年も市場を席巻すること間違いなしです。
サイズ的にも12インチの2 in 1 Matebookとほぼ変わらず。一番上はiPad 9.7 inch (2017)
現時点で最強の超ベゼルレス3:2画面
Matebook X Pro一番の特徴はこのディスプレイです。これに惹かれなければすぐにこのページを閉じて別の機種を探してください。
Macbookよりも高い画素数(2000×3000)にAppleがかたくなに拒むタッチスクリーンを搭載。Surfaceでも好評な3:2の画面比率も相まってマルチタスクも問題なし。さらにたった4.8㎜のベゼルはXPS13から始まった狭額縁化時代の最終形態にも見えます。
この素晴らしい画面で作業したくなること間違いなし!
重量1.3㎏、バッテリー50Wh
軽さは正義という話はしました。が、とこれを使っていて大事だと感じたのはバッテリー。2 in 1のMatebookでは結果的に専用カバーを付け(合計1.1㎏+充電機)、いつも持ち運ぶにもかかわらず33.7Whのバッテリーで4時間くらいしか持たずそこがネックになってしまっていました。
Matebookは57.4Whのバッテリーを搭載。3kディスプレイにもかかわらず実働8-9時間の駆動時間を達成しています。海外のレビュー動画を見てもバッテリーへの評価も意外と高いです。外に持ち出しても心配せずに使え、重さも抑えたぎりぎりのラインでしょう。
LG gramと迷う
軽さを求めたい人はLG gramがおすすめです。13、14、15、17型と選択肢も多く圧倒的な軽さとバッテリーを誇ります。日本製のものでさらに軽いものがありますがバッテリー容量がだいぶ下がる、、、LG gramが72Wh搭載に対して、上に挙げた日本製(700g程度)は25Wh(50Whで900g程度)。これでは私の2 in 1 Matebookと同じ理由で、バッテリーへの心配が仕事量のボトルネックになりかねません、、、それでは本末転倒!
PC業界を侵食するための価格設定
Huaweiはご存知の通りスマホの売り上げ第二位として躍進し、iPhoneに大打撃を与える一因となっています。PC市場ではいまだに新参者ですがMacbookを含めたPC市場で地位を確保するために攻めた価格設定、つまり身を切ってでも安さを追求しています。
なのでコスパがいい
スマホと同様にまずはシェア確保を目指し、コスパで攻めまくり、業界内で地位を確保してからじわじわと値段を上げてくる戦略。なのでノートPC市場投入第二弾、第三弾となるこの1,2年がコスパ的には一番の買い時!と判断しました。
さらに2019年版が発表された今(2019年3月)は大人気だった2018年版が値下げされてi5モデルだと10万円せずに購入できました。第8世代のi5は前世代のi7を超えるパフォーマンスを誇るのでm5搭載の2 in 1を使っていた私には十分以上です。
下に書いたように、2019年モデルのアップデートを考えると2018年モデルのほうがお得かもしれせん、、、
USB-Aも残っているのでポートも少なすぎてめっちゃ不便ということはないです。反対側にUSB-C×2。一つはThunderbolt対応。
指紋認証×電源ボタン
指紋認証が電源ボタンについているのが便利。電源つけると同時に認証も済むのはだいぶ楽です。さすがスマホメーカー。
XPS13も同様の機能があります、でも同じパフォーマンスのやつ買うと高いんです。
賛否両論のカメラ位置
これだけのベゼルレス化もあり、WebカメラはFキーの間にポップアップする形で搭載されています。これがプライバシーの面でプラスだという人と角度が気に入らないという人の二つに真っ二つ。
私は正直Webカメラを使うことがないのでベゼルが狭くなるなら大歓迎です。必要ならスマホでもほかのPCでも使うので。皆さんはどう思いますか?
2019年版のアップデート
昨年の2018年版Matebook X proの好評に気を良くしたのか、アップデート版を今年も新作としてMWC2019で発表しました。ただし、去年の成功もあり、アップデートの割には値段が上がることも予想されます。Matebook 13, 14という廉価版もそろえたことでX Proを高額に設定する準備は整っていますしね・・・
コアの更新
コアが最新版に。毎年の恒例ですが、今年はコアもマイナーチェンジなのでそこまでのハイスペックを求めていない私はそれほど惹かれず。
Onehop
目玉の一つはHuawei Onehop、Huaweiスマホとワンタッチで写真を送受信できる。便利そうだけどスマホはSamsungに捕まってしまったので使えず。
デザイン
箱は変わらず、サイズなどもそのまま。唯一の変化は画面裏のロゴがHUAWEIの文字になっただけ。ロゴあんまり人気ないみたいだけど個人的には嫌いじゃないのでどちらでもOK。
ということで最新版(i5)が15万円で発売されるとしてもコアのアップデートのためだけに5万円の差額を払うのは狂気の沙汰だなと冷静に考えこのタイミングで2018年版を購入しました。マイナーチェンジが出る前の値下がり時を狙った感じですね。
まとめ
こうやって書いてみるとMatebook X proのディスプレイに惹かれて値段もそこまで高くなかったので買ってしまった形のようです(笑)まあ当分はこのパソコンのおかげで無駄に仕事をしたくなると思うので良しとしましょう。非常にバランスの良いUltrabookになっているので皆さんも検討してみてください。
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